オプション 　ユーザーが任意に選択できる装置、装備のこと。同じような価格の車が複数あった場合、欲しいオプションが付いているかどうかが購入の決め手となる場合が多い。 公取協 　社団法人自動車公正取引協議会のこと。昭和46年に公正取引委員会の指導でつくられた団体で、過去に問題を起こしている業者は加入できないため、ここに加入しているかどうかが業者選びの一つの目安となる。 プライスボード 　自動車公正取引協議会の規定により、展示場で中古車に取り付けてあるボードのこと。価格だけではなく、車名・型式・登録年月・車検・走行距離・点検整備録・保証内容・修復の有無など、販売車に関するさまざまな情報が記入されている。 修復歴 　大きな事故で損傷を受けたため、修復をした事実があること。修復歴車とはいえ、車検が通っていれば一応問題はないが、どの程度の修復がおこなわれているかを素人が見極めるのはむずかしい。しかし、高級車でも修復歴があれば値段が格安のため、つねに一部のニーズが存在している。

グレード 　同一車種、同一ボディの車で、エンジンや内外装の装備内容などによって決められている格差のこと。外見は同じように見える車でも、グレードの違いによって、エンジン、サスペンション、装備品などに格差があり、グレードの高い車ほど高価になる。 フル装備 　エアコン・パワーステアリング・パワーウィンドゥのすべてを装備していること。CD・MD・カセットなどの音楽用コンポを含める場合もある。 カーナビ 　「car navigation system」の略。車内に設置したモニターを使い、コンピュータが画像と音声で道路案内をしてくれる装置。ここ数年、テレビやDVDも観賞できるもの、携帯電話回線を使って道路情報の取得やインターネットサイトの閲覧ができるものまでが登場し、日々進化を続ける人気ナンバーワンのオプションである。 ABS 　「Anch-lock Brake System」の略。運転操作の安定性を高めるために、車がまだ停止しないうちにタイヤが停止（ロック）してしまうのを防止するシステム。 キーレスエントリー 　自動車の近くで電波発信式の鍵を操作することによって、ロックの施錠と開錠、トランクリッドの開錠、エンジン始動などを可能にしたシステム。メーカーによって呼称が異なり、「インテリジェントキー」「スマートキーシステム」とも呼ばれる。

ワンオーナー 　過去に一人のオーナーだけが使用していた車、つまり、中古車市場に初めて出た車のこと。走行距離が少なく、ほとんど損傷のないことが多いため、市場では歓迎されている。 逆輸入車 　日本のメーカーが、輸出仕様車として輸出したり、海外で生産した車を、日本に輸入した車のこと。そのほとんどは国内仕様と同じデザインで、輸入時に関税がかかるために価格も高いが、左ハンドル仕様であることなどが個性的という理由で人気が高い。 ウォークスルー 　ワゴン車などで、右座席と左座席のあいだが離れているため、前後に歩いて移動できること。 エアロパーツ 　羽状またはスカート状のボディパーツの一種で、ダウンフォース（ボディを路面に押し付ける力）を強めて走行安定性を高め、空気抵抗を抑える。ただし、実際に効果があらわれるのは時速100ｋｍを超えた時なので、単なるドレスアップの装備とも言える。 ローダウン 　ドレスアップのために、改造を施して車高を下げた、一部のマニア向けの車のこと。 アルミホイール○センチ 　ドレスアップのために、純正品ではなく、インチが少し大きめのアルミホイールを装着した、一部のマニア向けの装備のこと。

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